シークワーサーは収穫時期によって用途が変わります。
シークワーサーなどの果実は、基本的には食べる時期を見計らい、用途に合わせて収穫された旬のものを楽しむのが1番おいしい食べ方です。
そんな楽しみ方がたくさんあるシークワーサーを一番おいしく食べる方法をご紹介します!
青切りシークワーサーの場合
7月~9月に収穫される完熟する前のシークワーサーは「青切りシークワーサー」と呼ばれ、強い酸味と爽やかな香りが特徴です。
そのまま果実を食べることはなく、青切りシークワーサージュースとして販売されたり、果汁を絞って使うことがほとんどです。
①肉・魚にかける
シークワーサーはレモンやすだち、かぼすと同様に、動物性たんぱく質との相性がバツグンです!
お肉や魚料理にひと絞りすると油っこさを抑えてさっぱりいただくことができます。
シークワーサーと相性がいい肉・魚料理
- 唐揚げ
- 豚肉のソテー
- とんかつ
- 餃子
- さんまの塩焼き
- アクアパッツァ
- かつおのたたき
- 牡蠣のアヒージョ
このように和・洋・中・地中海料理まで、幅広い料理にとてもよく合います。
夏の暑い時期や食欲が進まない時などにもおすすめです!
②納豆にかける
シークワーサーはたんぱく質との相性がバツグンですが、植物性たんぱく質である「大豆」との相性も良いです。
食べ方は、普通の納豆に付属の納豆タレとシークワーサーを少量かけ、よく混ぜるだけです。
納豆とシークワーサーの組み合わせが意外かもしれませんが、濃厚なたんぱく源も爽やかに摂取することができ、納豆が苦手な方でもおいしく食べることができます。
③ジャム
シークワーサーの果実がある場合は、シークワーサージャムを作ってみてはいかがでしょうか。
果汁と薄皮、水とはちみつを入れて煮ればシークワーサージャムの完成です。
パンにつけてもお湯で割ってもおいしくいただけます。
また、別の果物でジャムを作るときにもシークワーサーを少々絞るのもおすすめです。
是非、シークワーサーで甘すぎない爽やかなジャムをつくってみてください。
④ドレッシング
シークワーサードレッシングはカルパッチョや水菜のサラダなどにとても良く合います。
シークワーサードレッシングの材料
- シークワーサー100%果汁(大さじ3)
- オリーブオイル(大さじ2)
- 砂糖(大さじ1)
- 塩(少々)
これらの材料を混ぜるだけでできるので非常に簡単です。
お醤油と和えればポン酢代わりに、マヨネーズと和えればいつもとひと味違ったさっぱりマヨネーズになります。
これなら誰でも作ることができますね!
シークワーサージュース・原液の場合
10月~11月頃のシークワーサーは「原液ジュース用」として売り出されています。
酸味と甘味がバランス良く合わさり、ジュースとして飲むのにとても良い時期です。
シークワーサージュースの飲み方
- 炭酸水で割る
- お湯で割る
- お酒で割る
お好みの濃さで、お好みのもので割って楽しんでください!
完熟シークワーサーの場合
12月~2月頃になると実が黄色く色付き、甘みが増してきます。
この頃のシークワーサーは「熟シークワーサー」と呼ばれ、それまでの酸味も柔らかくなります。
①そのまま食べる
みかんのように皮をむいて生でそのまま食べるのも美味しいです。
サイズはみかんよりも小さくひと口サイズなので、あっという間に何個も平らげてしまいます。
生食で食べられる季節は2月頃までと限られているので、早めに手に入れてくださいね。
②冷凍して食べる
よく給食で出た冷凍みかんのように冷凍庫で凍らして食べる、冷凍シークワーサーもおいしいです。
アイス代わりのヘルシーなおやつになりますよ!
③お菓子作りにも
熟シークワーサーは味自体が濃厚なので、お菓子作りの際に一緒に混ぜ込むと、独特の爽やかなスイーツに変身します。
手作りシークワーサーお菓子
- シフォンケーキ
- チーズケーキ
- パン
- クッキー
- ゼリー
- 寒天
- わらび餅
- 水まんじゅう
焼き菓子だけでなく、水菓子にもよく合います。
シークワーサーをお菓子に混ぜ込むときは果汁だけでなく、一緒に果肉や皮も入れると風味がより際立ちます。
お菓子作りが好きな方は是非試してみてください!
まとめ
シークワーサーはその独特の酸味と爽やかな香りで、多様な食べ方が可能な魅力的な果実です。
生での直接摂取から、料理やドリンクの風味付け、さらにはデザートに至るまで、シークワーサーの利用方法は実に豊富です。
この小さな果実が持つ健康効果を最大限に享受するためにも、新鮮なシークワーサーを選び、様々なレシピでその美味しさを堪能してみてください。シークワーサーを生活に取り入れることで、毎日の食事がより楽しく、健康的になることでしょう。