シークワーサーにはポリフェノールの一種である「ノビレチン」や「フラボノイド」の他にも「ヘスペリジン」といった健康成分が豊富に含まれています。
健康に良いものはたくさん摂り入れたい!と思いがちですが、「摂取しすぎることで副作用はないのか?」「一日のうちでどのくらいの量を摂取したら良いのか?」が気になりますよね。
ここでは、シークワーサーの健康成分をより効果的に発揮させるための最善の方法をお教えします!
シークワーサーに含まれる「ヘスペリジン」の効果・効能

柑橘類には、ポリフェノールの一種である「ヘスペリジン」という成分が含まれています。
柑橘類の中でも、完熟する前の青切りシークワーサーの薄皮~外果皮、筋には特に豊富です。
この聞きなれない「ヘスペリジン」ですが、別名「ビタミンP」とも呼ばれており、血管の健康を保つための重要成分で、長年にわたりさまざまな研究がされてきています。
- 血流の改善
- 高脂血症の予防
- 冷え性の改善
- くま・シミの改善
- 免疫力アップ
- 抗酸化作用
- ダイエット効果
- リラックス効果
これらの他にも最近では、緑内障の治療にもヘスペリジンが効果が見込めるという研究結果もあり、話題を呼んでいます。
このように、シークワーサーには隠れた効能がたくさんあるのです!
シークワーサーを飲み過ぎるとどうなる?

シークワーサーの一日の摂取量は特に決められていません。
美容や健康を気にする人なら是非とも摂り入れたい「ヘスペリジン」ですが、飲み過ぎ・食べ過ぎには少々注意が必要です。
「ヘスペリジン」を多く含むシークワーサーは、飲み過ぎると稀に胃痛や胃もたれ、下痢、頭痛を起こす可能性があります。
シークワーサーを飲み過ぎると「胃痛・胃もたれ」が起こる?
健康効果が高い「ヘスペリジン」ですが、大量に飲み過ぎると稀に胃痛や胃もたれを起こすことがあります。
また、シークワーサーは酸味が強くクエン酸も含まれているため、胃酸を誘発して胃を荒らしてしまうことがあります。
飲んでいて「ちょっとおかしいな?」と思ったら飲む量を減らして様子を見ましょう。
シークワーサーを飲み過ぎると「下痢」が起こる?
シークワーサーを過剰摂取して下痢になってしまった場合も、この「ヘスペリジン」が原因かもしれません。
もともとシークワーサーには便秘解消にも効果がありますが、もしもお腹を下してしまったら、水分を多めにとってゆっくり休んでくださいね。
シークワーサーを飲み過ぎると「頭痛」が起こる?
シークワーサーは血流を促すため、過剰摂取すると頭痛を引き起こすことがあります。
片頭痛持ちの人は、柑橘類の食べ過ぎには注意した方が良いかもしれません。
ヘスペリジンは果実の「皮」や「筋」に多く含まれる成分なので、もともと摂取しにくい成分。異常なほど飲んだりしない限りは副作用の心配は無用!
シークワーサの効果的な飲み方
「ヘスペリジン」や「ノビレチン」などの健康効果が高いポリフェノールは、完熟する前の青切りシークワーサーの薄皮~外果皮、筋に特に豊富なため、できれば皮ごと摂取することがおすすめです。
シークワーサーの果実が手に入る場合は薄皮ごと食べるか、皮ごと刻んでジャムやお菓子作りの際に使うのが一番効果的です。
果実が手に入らない場合は、皮ごと生で絞っている100%シークワーサー果汁を使うことが一番簡単なので、是非試してみてくださいね!
野菜や果物をあまり食べないという人にもおすすめですよ。
シークワーサーの1日のおすすめ摂取量
シークワーサーに含まれる「ノビレチン」の摂取量のおすすめは一日3.5mg~11mgと言われており、これはシークワーサー13個分に相当します。
しかし、一日に13個もシークワーサーを食べるのは少し現実的ではありません。
濃縮果汁であれば60g(60ml)程を目安に飲むのが良いでしょう。
朝・昼・晩に分けてシークワーサージュースを1杯ずつ飲んだり、サラダのドレッシングとして応用したりして、できるだけ毎日摂取するようにしましょう。
シークワーサー濃縮果汁をいつものお料理に適量加えたり、お酒に数滴たらしたりと、かなり応用がきく食材です。
最近ではシークワーサーを加工してた商品も多く販売されているので、いろいろ試してみるのも楽しいですね!
市販のシークワーサー加工商品


シークワーサーのサッパリとした爽やかな風味は、夏場の食欲がない時の強い味方です♪
シークワーサーを飲むタイミング

シークワーサーをジュースで摂り入れる場合、基本的には一日の中でいつ飲んでも大丈夫です。
中でも、朝起きたてにコップ1杯の水に数滴たらし、お好みでミントやリンゴ等を加えることで今流行のデトックスウォーターになり、老化防止や利尿作用にも効果的です。
また、「ヘスペリジン」は過熱しても栄養成分が損なわれないことから、寒い日の朝は白湯に数滴たらせば体の中から内臓を温め、腸の働きが良くなります。
さらに、運動の前後にシークワーサーをミネラルウォーターに数滴たらした「シークワーサー水」を飲めば、脂肪燃焼を促進します。
飲み方 | 効果 |
冷たいまま朝飲む | 老化防止・利尿作用 |
白湯にたらして朝飲む | 内臓を温め、腸が活発に |
冷たいまま運動の前後に飲む | 脂肪燃焼を促進 |
このように、飲むタイミング次第ではシークワーサーの栄養成分を存分に体感することができます。
シークワーサーは一度に大量に摂取するのではなく、継続的に毎日の生活にプラスし健康的な習慣を身につけて、日々の生活を豊かにしてくださいね!
足だるさが少なく為った
血流がよくなった 足先が暖かい
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